このところ厳しい寒さが続いていますね。
2018年もあと少しとなりました。フードバンク八王子えがおでは、年末年始のお休み期間として12月26日(水)から新年1月7日(月)まで、事務所を閉所します。ご不便をおかけしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。新年最初の開所日は1月8日(火)となります。
この閉所期間はお電話・FAXでのお問い合わせには対応できませんので、お急ぎの場合はメール(fb8egao@gmail.com)までご連絡お願いします。この期間の対応には時間がかかりますことご了承お願い申しあげます。
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聖パウロ学園高等学校の生徒の皆さんから
12月7日(金)聖パウロ学園高等学校の先生とボランティア委員会代表の生徒さんが、えがおの事務所に来所されました。生徒さんたちが実施したフードドライブで集まったたくさんの食品を持って。本当にありがとうございました。皆さまのお気持ちを大切に、食に困る方々に届けさせていただきます。
聖パウロ学園の先生方は、えがお創設間もない頃から、定例会に出席くださり、昨年もフードドライブで集まった品物を寄付していただきました。そのような経緯から、先月高校1年生の授業のなかで『貧困とフードバンク』というタイトルで、日本での相対的貧困の現状とわたしたちの活動について理事長佐野が話をさせていただきました。
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と明記された憲法第25条をもとに、福祉が充分であれば生活に困って辛い思いをすることも少ないはずであること、貧困に陥ることはけっして個人の責任ではないこと、それぞれが違いを受け入れ、人としての尊厳を認めあえる社会でなくてはならないと伝えました。また今えがおに多くの方々が寄贈してくださっているのはけっして余って要らないものではなく、お互いさまの心でおすそわけしてくださっている食品であることなどを話しました。
そのときの生徒さんたちの感想の一部をご紹介します。
話を聞いて、貧困の生活で困っている人がいっぱいいて驚きました。けどボランティアのフードバンクで少しでも貧困生活で困っている人がたすかればいいと思いました。だから私も困っている人をたすけたいと思った。もし、憲法が守られていたら貧困はなくなっていたのかな? |
話を聞く前、私はフードバンクはとてもすばらしい団体だなと他人事のように思っていました。ですがお話を聞いている中でフードバンクの大変さなどが分かりました。またボランティアだということも知り、もう少し市や国がフードバンクをたすける補助などをしてもいいんではないかと個人的に思いました。貴重なお話をきけて良かったです。 |
私はフードバンクという団体をいままで知りませんでした。また、子どもの貧困について、真剣に考えなくてはならない重大な問題だということもあまり認識していませんでした。世の中には私みたいに知らない人が意外にいると思います。なのでもっとフードバンクや子どもの貧困について、世の中にアピールしていけば、貧困で苦しんでいる人の力になりたいという人が出てきて、少しでも変えることができるんじゃないかなと、話を聞いて強く思いました。 |
たくさん感想をいただきありがとうございました。すべてを掲載できませんが、皆さまの言葉を励みに、また感想のなかにあるアドバイスを活かして、活動していきたいと思います。
12/2(日)コープみらい北野台店でのフードドライブ、ご協力ありがとうございました♫
12月2日はコープみらい北野台店でのフードドライブを開催しました。朝からどんよりした曇り空で寒い日でしたが、たくさんの方が、食品を提供しに来てくださいました。食料品は、約180kgにのぼりました。お米やお餅、麺類、缶詰などたくさん集まりました。
また、多くの方から現金のご寄付もいただきました。これらたくさんの食品やご寄付、心より御礼申し上げます。集まった食品も、そして現金も食品の購入に充てて、食に困っておられる方々へと繋いでいきます。以前のフードドライブのときにも協力してくださった方が、再度協力してくださり、毎回本当にありがたいことと感謝しております。
コープみらい城山手店、北野台店のフードドライブ、(株)ダイエー様フードドライブと続いてフードドライブが実施されたこともあって、現在横川町の事務所兼倉庫は足の踏み場もないほどに食品で満杯です。でもこれもほんの一瞬、来週、再来週と必要なご家庭、市役所、そして冬のプロジェクトへと出荷されます。
安心して年を越せるようにと願っています。
「(株)村内ファニチャーアクセス助成金」によりパソコン、モバイルプリンターをいただきました
あすのば入学・新生活応援給付金の申込みは12月17日(月)までです!
『公益財団法人子どもの貧困対策センターあすのば』は、4月に入学や新生活を迎える方々を対象に、「あなたのことを想っている人々が『ここにいるよ。』」という多くの方々のメッセージとともに給付金をお届けする事業を実施しています。
今年も11月26日から申込受付が始まっています。
あすのばのサイトにある「入学・新生活応援給付金」申込書 希望者入力フォームに登録してからの申し込みとなります。今回は災害に遭われた方々の特例給付金もあります。
申し込みには一定の用件があります。
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【申込できる人】
ア)住民税非課税世帯の子ども
イ)生活保護を受けている世帯の子ども
(生活保護受給世帯の方はこちらを確認してください)
ウ)児童養護施設・里親などのもとで生活していて、
2019年4月までに施設退所など自立生活を予定している子ども
※母子生活支援施設で生活している場合は、アまたはイにあてはまる子ども
以上のア~ウの人で、以下の➀~④にあてはまる人。
①2019年4月に小学校に入学する人(小学校入学生)
②2019年4月に中学校に入学する人(中学校入学生)
③2018年度末に中学校を卒業する人(中学校卒業生)
④2018年度末に高校またはそれに準ずる学校の卒業予定、あるいは2019年4月に大学・短大・専門学校などに進学予定で申請時に25歳未満の人(高校卒業生等)
【給付金の金額と募集人数】
①小学校入学生=30,000円・240人募集
②中学校入学生=30,000円・320人募集
③中学校卒業生=40,000円・520人募集
④高校卒業生等=50,000円・520人募集 合計1,600人
■豪雨・地震・台風など災害特例
あすのば入学・新生活応援給付金■
【申込できる人】
2018年におきた豪雨・地震・台風などで被災された方で、
ア)住民税非課税世帯の子ども
イ)生活保護を受けている世帯の子ども
(生活保護受給世帯の方はこちらを確認してください)
ウ)児童養護施設・里親などのもとで生活していて、
2019年4月までに施設退所など自立生活を予定している子ども
※母子生活支援施設で生活している場合は、アまたはイにあてはまる子ども
以上のア~ウの人で、以下の➀~④にあてはまる人。
①2019年4月に小学校に入学する人(小学校入学生)
②2019年4月に中学校に入学する人(中学校入学生)
③2018年度末に中学校を卒業する人(中学校卒業生)
④2018年度末に高校またはそれに準ずる学校の卒業予定、あるいは2019年4月に大学・短大・専門学校などに進学予定で申請時に25歳未満の人(高校卒業生等)
【給付金の金額と募集人数】
①小学校入学生=40,000円・60人募集
②中学校入学生=40,000円・80人募集
③中学校卒業生=50,000円・130人募集
④高校卒業生等=60,000円・130人募集 合計400人
詳細は下記にて、要件を満たしているかどうかご確認の上お申し込みください。
あすのば入学・新生活応援給付金 2018年度
12/2(日)コープみらい北野台店でフードドライブを実施します♬
11月にコープみらい城山手店でフードドライブを実施したばかりですが、12月は北野台店でフードドライブを開催します。
2016年10月に初めてフードドライブを開催したのが、ここコープみらい北野台店でした。組合員で構成する地域クラブ「えがおのおすそわけ」の主催で開催していただけるようになり、北野台店だけでなく、城山手店、高倉店と開催店舗も増えて、フードバンクを支える大きな柱の一つとなっています。皆さまのご支援ご協力に心より感謝申し上げます。
年末のお忙しい時期とは思いますが、ご家庭におすそ分けできる食品がありましたら、ぜひコープみらい北野台店へお持ちください。
チラシの印刷は下記PDFからどうぞ
181202北野台店FDチラシ
11/18(日)コープみらい城山手店でのフードドライブ、ご協力ありがとうございました!
18日の日曜日にコープみらい城山手店で「えがおのおすそわけ」フードドライブを開催しました。6月の実施に続き、今年度2回目です。
当日は多くの方々に食品をご寄付いただきました。まことにありがとうございました。
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寄贈いただいた食品点数675点、総重量約348kgでした。
缶詰やお米、麺類、レトルト食品、お菓子、調味料などなど、皆さまからお預かりした食品を、必要な方々のお手元に届けさせていただきます。
祝日によるお休みのお知らせ (11/23)
11月23日(金)は、事務所開所日の金曜日ですが、祝日ですのでお休みとさせていただきます。ご了承のほどよろしくお願いいたします。
翌日24日(土)は、第4土曜日にあたりますので開所しております。寄付する食品がなくても、ふらりと寄っておしゃべりも大歓迎です。月に一度しか土曜日を開けられませんが、皆さまのお越しをお待ちしています。
11月のダイエーフードドライブは11月19日(月)~25日(日)の1週間です♪
毎月恒例のダイエー、グルメシティの各店舗でのフードドライブ、11月は19日(月)~25日(日)の1週間です。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
これは(株)ダイエー様が社会貢献活動の一つとして取り組んでおられるもので、八王子では、今年の5月からスタートしました。
フードドライブを実施する八王子市内の店舗は
ダイエー西八王子店
ダイエー八王子大和田店
グルメシティ京王八王子店
グルメシティ高尾店
グルメシティ八幡町店
の5店舗です。
これらの店舗に集まった食品は、えがおが回収して寄贈していただいています。
こうして集まった缶詰、レトルト食品、お米、お菓子、麺類などは、支援をもとめる世帯にお渡ししており、大変喜ばれています。
皆さまのご家庭におすそ分けできる食品がありましたら、お持ち寄りください。ダイエー主催のフードドライブでは、賞味期限1ヶ月以上あるもの、常温保存できるものを募集しています。
11月18日(日)コープみらい城山手店でフードドライブ開催します!
11月18日(日)に『コープみらい城山手店』にてフードドライブを実施します。
城山手店では、毎回多くの皆さまからたくさんの食品を寄贈していただいています。心より御礼申し上げます。現代は昔に比べてお中元やお歳暮の習慣もすたれてきており、余っているもの、いらないものが家庭にそんなにあるわけでない状況のなか、買い置きしているものの一部をおすそわけしてくださっていることが伝わってきます。皆さまのお気持ちを大切に、生活に困っている方々や施設、子ども食堂などに食品をお届けしていきたいと思います。
未開封で賞味期限が2ヶ月以上あり、常温保存可能な食品を募集しています。手作りの品物やアルコール、サプリメントに類するものはお引き受けできません。 今回も、なにとぞご協力よろしくお願い申し上げます。
自然派くらぶ組合員の皆さまからたくさんの食品を寄贈いただきました
写真は、10月22日から11月2日までの2週間、自然派くらぶ生協の宅配のときに実施してくださったフードドライブで集まった食品です。最初の1週間でとても多くの食品が集まったので、1週目、2週目と2回に分けて引き取りに伺わせていただきました。またその後も追加で食品が集まっているとのこと、まことにありがとうございます。
「今お米が不足しています、〇〇があると助かります!」とわたしどもえがおの倉庫の状況、こちらのわがままともいえることをお伝えしてチラシに載せていただきましたところ、今回は保冷庫に入りきらないほどのお米をはじめとするたくさんの食品のご寄付をいただきました。重量で約380kgになりました。お米は日頃の困っているご家庭への支援2か月分が賄える量です。
自然派くらぶの組合員の皆さま、職員の皆さま、いつもご支援ありがとうございます。お預かりした食品とともに皆さまのお気持ちを届けさせていただきます。
栃木県S様よりお米を寄贈いただきました
先日栃木県の壬生町にお住いのS様より、精米したばかりのお米27kgをいただきました。
その前の週にお電話をいただき、玄米のまま保存していたのを昨日精米したものだが、自宅で食べきれないので寄付したいとのことでした。
「まことに心苦しいのですが、送料をご負担いただくことになりますがそれでもよろしいですか?」
「送料はこちらで負担しますから、役立ててもらえればそれでいいですよ」
とのお返事をいただきました。
そして11月6日に届きました。遠く栃木からご寄付いただき本当にありがとうございました。食に困っておられるご家庭、施設、子ども食堂などに提供させていただきます。
S様だけでなく、遠く離れたところから定期的に食品を送ってくださり、えがおを応援してくださる方がおおぜいおられます。この場をお借りしてお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願い申し上げます。
「はちおうじっ子の冬休み応援プロジェクト」クラウドファンディングご支援ありがとうございました!
10月1日から31日までの期間で実施した「はちおうじっ子の冬休み応援プロジェクト」のクラウドファンディング、目標金額40万円を大きく上回る65万8千円のご支援をいただき、成立しました!87名の個人、団体の皆さまから応援いただきました。皆さまの暖かいご支援に心より感謝申しあげます。
11月は、このプロジェクトの食品支援申込みを受け付けます。
八王子市子ども家庭部のご協力により、子ども家庭支援センター、親子つどいの広場、児童館、学童保育所、私立保育園など子どもに関係する施設でチラシを配布します。ご希望の方はお近くの各施設でチラシをご覧ください。また皆さまのまわりに該当するご家庭があれば「こんなプロジェクトが始まっているよ」と伝えてあげてください。
申込ページはこちら
フードバンク八王子えがおでは、2つのフードバンク団体で共同に実施するこのプロジェクトとは別個に、えがお独自にも冬休み子ども支援活動を実施する予定です。えがお独自の支援活動は、今夏実施した夏休みの支援と同様、オラクル助成金の援助を受けて実行するものです。そちらも詳細が決まり次第お知らせします。
寄贈食品 from「コミュニティスペース CUORE・堀之内」
八王子市堀之内のコミュニティスペース「クオレ」(NPO法人エンツリー運営)に置かせていただいている回収箱、今回初めて食品を回収させていただきました。
お醤油や即席めん、缶詰など日々の支援に役立たせていただきます。まことにありがとうございました。
まだスタートしたばかりで、あまり知られていないなか、短期間にこれだけ寄贈していただけたことに、心より感謝いたします。
また「八王子市親子つどいの広場堀之内CacheCache」にも寄贈食品回収箱を置かせていただけるよう配慮していただきました。ほんとうにありがとうございます。南大沢、堀之内地域にお住まいの皆さま、上記の2箇所に箱を置かせていただいていますので、ぜひご利用ください。
えがおでは、ハカルワカル広場やNPO法人エンツリー様のように、常設で寄贈食品回収箱を置かせてくださる団体、店舗、企業様を募集中です。また常設でなくても、イベントや会合などの折のフードドライブを実施していただけると大変ありがたいです。おすそわけの輪が広がるよう、なにとぞご協力をお願いいたします。
誇り高きダニエルに出会って
本日は「わたしは、ダニエル・ブレイク」映画会に多くの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。
病気でドクターストップがかかり、「生活補助手当」を受けようとするのに、「就労可能」と判断されて手当が受けられず、就職活動をして「求職者手当」を受けるように言われる。大工の腕を買われて雇ってくれようとする人に「医者から働くのをとめられている」と白状するしかないダニエル。2つの手当のどちらも受けられず、仕事もできないという窮状。
そんななかロンドンから転居させられたシングルマザー、ケイティの家族と出会い、困っている彼女と子どもたちを親身に助ける。自分も暮らしていくことに困り果てているのに。彼が大切にしている家具を一つ、また一つと売り払って、最後には電話も止められてしまうほどに窮していきます。
いろいろなエピソードがほとんど実話に基づいたものなので、とても説得力があります。フードバンクの場面もその一つです。
ケイティが最後に読み上げるダニエルの文章に、この映画の主張は集約されているといっていいでしょう。
I am not a client, a customer, nor a service user. I am not a shirker, a scrounger, a beggar nor a thief,
I am not a national insurance number, nor a blip on a screen, I paid my dues, never a penny short, and was proud to do so.
I don’t tug the forelock but look my neighbour in the eye. I don’t accept or seek charity.
My name is Daniel Blake, I am a man, not a dog. As such, I demand my rights. I demand you treat me with respect.
I, Daniel Blake, am a citizen, nothing more, nothing less. Thank you.
イギリスが舞台ですが、わたしたちの社会でも似たようなことは起こり得ることであり、自分たちの問題として考えていけたらと思います。
さて、この映画会では「フードドライブ(食品寄贈活動)」の呼びかけをさせていただきました。これはもちろん強制ではなかったのですが、写真のとおり本当にたくさんの食品を寄贈してい
ただきました。心から御礼申し上げます。映画会なのに、わざわざリュックにお米を入れて担いで持ってきてくださった方もありました。ほんとうにありがとうございました。